ポケモン険盾シーズン18最終1632位レート1798
・バンギラス(陽気)
175-186-130-x-124-121(0-252-0-0-28-228)
地雷枠。サンダーウーラオスの並びが非常に多く、初手サンダーを起点に龍舞を積み、裏から来た悪ウーラオスを馬鹿力で倒すという動きを狙った型。尚この動きは一度も決まらなかったため、悪ウーラオス対面で勝てたり積みアタッカーのストッパーになり得るタスキを持たせた方が強いかもしれない。
技構成はコンセプトの龍舞、一致技でサンダーやボルトロスへの打点になるロクブラ、悪ウーラに撃つ馬鹿力、ナットやカミツルギに撃つほのパン。
努力値はAにぶっぱ、Sは龍舞1回で最速化身ボルト抜き、(残りはDに回して何かの確定数が変わったはず。)
・ドヒドイデ(呑気)
157-84-224-73-162-49(252-4-252-0-0-0)
物理受け。ハチマキウオノラゴンを受けきれるポケモンがドヒドイデくらいしかいないため絶対に外せない枠。初手に投げることが多く、1ターン目はトーチカや自己再生で型を見極めるところからスタートした試合が多かった。
技構成は火傷を狙う熱湯、瞑想レヒレへの打点になる毒づき、回復技の自己再生、接触技相手に毒にしたり、ウオノラゴンの鉢巻エラがみを2回耐えるためのトーチカ(トーチカ挟んでも2連最高乱数とかで受けきれない)
努力値はウオノラゴンを受けるためHB特化。余りをAに振ったらレヒレへのダメージが若干増えたためAに4。
熱湯も毒づきも3割状態異常なので引くときは引いてくれた。熱湯火傷で拾った試合もあったが、終盤はマジで1割前後でしか追加効果を引かなかった。
・ランドロス(腕白)
191-165-154-x-100-119(212-0-236-0-0-60)
物理受け兼アタッカー。エスバやバシャーモ入りにはなるべく初手に投げたい。ミミッキュ、カミツルギ、両ウーラオス、ゴリランダー、ガブリアスなど、ジェットでSを逆転できればいろんな物理ポケモンと戦えた。威嚇で相手の火力を下げてからのビルドアップが非常に優秀。カゴのみを利用してあくびを起点にビルドアップを積んだりできるため、剣舞よりもビルドの方が強いと感じた。
技構成はメインウェポンで大アースのDアップで要塞化できる地震、ダイジェットを撃てる空を飛ぶ、積み技のビルドアップ、ダメージレースを逆転したり、ダイマターン稼ぎや要塞化などができる眠る。
努力値はジェット1回で最速109族抜き、残りをHB。
岩技が無いため、電気飛行入りに通せないと判断した場合は裏のポケモンでサイクル戦に持ち込んだ。
・ラッキー(図太い)
325-x-62-x-145-83(0-0-252-0-156-100)
特殊受け。基本的に特殊受けはクレセリアにやってもらい、クレセだけでは受けきれなさそうなときにセットで出した。具体的にはカバルドン+珠サンダーなど、クレセが瞑想+月の光で回復が追い付かなさそうなとき、クレセに一致弱点をつけて且つ、クレセより速そうな特殊ポケモンがいる時など。
特性の自然回復が優秀で、毒毒持ちに対して動かすことができたり、サンダーに麻痺らされたときも引くことで次以降のサイクルで安定して行動できたりと、本当に強い特性だった。あくび持ちのカバルドンやラグラージに対してはラッキーを投げて寝かせればあくびループから脱出できる。
技構成はサイクル戦を想定したステロ、ほぼ唯一の打点である地球投げ、回復技の卵産み、交代際に使って、物理技のPP枯を枯らす。渦潮滅びから脱出できる。ラプラスの零度を始めとした一撃技を透かせる。などができる身代わり。
努力値はBにぶっぱ、遅い60族やカグヤをだいたい抜けるライン、余りを特防に振った。特殊耐久はC特化珠サンダーの暴風で身代わりが厨乱数で壊れる程度。
・エアームド(腕白)
171-100-210-x-90-93(244-0-244-0-0-20)
物理受け。ドサイドンやランドロス、ドリュウズ、カミツルギを受ける。前はドリルくちばしの枠を吹き飛ばしにしていたが、ミミッキュに打点が欲しかったのと、ダイジェットが打てるなどの理由からドリルくちばしに変更。先に鉄壁を積んでおけば珠エスバにも勝てる最強ポケモン。鉄壁ボディプレが非常に強く、試合終盤に相手一掃した試合が何度もあった。
技構成はメインウェポンのボディプレ。ダイジェット用のドリルくちばし、回復技の羽休め、物理の積みアタッカーを止めたり、ボディプレの火力を上げるための鉄壁。
努力値はSを準速ドサイ抜き、余りをHB。
・クレセリア(穏やか)
227-x-141-96-178-125(252-0-4-4-92-156)
特殊受け。サンダー、ジバコ、レヒレ、ポリ2、ラプラスを始めとしたほとんどの特殊ポケモンの相手を担った。とある構築記事に載っていた型をほぼ丸パクリした。最速テッカグヤ抜きまでSに振っているため、レヒレや遅いサンダーなどの上から身代わりを張る動きができてめちゃくちゃ強かった。Dの努力値が控えめだが、特殊耐久が足りないと思ったことはなかった。
技構成は無効化されなかったり、悪ウーラへの打点になるムンフォ、安定した回復手段の月の光、身代わりを残したり火力を上げるための瞑想、瞑想と併せて特殊ポケモンを詰ませることができる身代わり。
努力値はSを最速61族抜き、残りをHD。Cに4振ることで無振り悪ウーラをちょうど確1にできるため参考にさせていただいた調整からDの努力値を8削ってCBに4ずつ振った。
初手はドヒドかこいつを投げることが多かった。
重たいポケモン・並び
・思念エースバーン
初手ランドを投げて無理矢理全抜きするか上手いことムドーで鉄壁を積めない限り負け。HOMEだと1思念の所持率は19%だったけど体感80%くらい持ってた。
・型破りドリュウズ
気合でつのドリルと避ける
・霊獣ボルトロス
悪波か気合玉どっちを持ってるかによって、バンギかクレセのどちらで対処するかが変わってくるためマジで厄介。ただなぜか1回も選出されなかった。
クレセが不利で、ラッキーも有利とは言えないなため、ランドでダイマを切るかバンギで積むかの2通りの倒し方になる。
1回だけ当たって熱湯で燃やしてなんとか勝った。初手でムドーを投げるかドヒドで燃やすしかない。
・アナライズジバコイル
ボルチェンでクレセの身代わりが壊れるため、裏の不利対面を作られると切り返しがしにくい。ボルチェンの一貫を切るためランド確定選出になるが交代読みで鋼技を撃たれるとかなりきつい。
・龍舞ドラパルト
途中から増えまくったドラパルト。カプブルルを入れていた時はダイマターンを枯らせばラッキーとセットで対処できたが。フェアリー枠がいないとこいつに勝つことはほぼ不可能とまで感じた。ブルルを抜いてからは1回勝てたかどうかだった。
以前はヌオー+ラキクレセで対処していたが、ランドで対面から処理しないと勝てないため、かなり勝率が低かった。
・悪ウーラオス
鉢巻は言わずもがなだが、タスキ挑発も何回か崩された、こいつ相手にサイクルを回すことはできないため、初手に来た場合はドヒドで再生連打でPPを枯らすか、クレセで初手ダイマックスで処理。裏にいる場合は、クレセの身代わりムンフォやランドのダイジェットなど処理ルートはあるが相変わらず重たい相手だった。
ほとんど当たらなかったがこいつを見た場合その試合を捨ててた。ただ、相手の動きが分かりやすい場合はバンギでワンチャン作れた。
龍舞を積まれたらランドでもムドーでも受けることができないため、有効打が無いことを祈るお祈りゲーと化していた。アッキヌオーをまた採用してもいいかもしれない。
終わりに
今シーズンは初めて受けループを使ってみた。今シーズンは受けループ対策セットみたいなパーティばっかりだったため、中盤辺りで7連敗くらいして心が折れたが、そこからなんとか巻き返せた。受けループは厳しい環境で、重たいポケモンがとても多かったが、構築と立ち回り次第でいくらでも巻き返せる可能性を感じた。今月もプレイング、採用ポケモンともに研究を重ねて久しぶりの最終3桁を目指したい。